【金融知識】新しい流れGFANZという連携と1京強円??(110兆強ドル)の金融投資とは!?

こんにちは!!村人008です!

本日のテーマは、環境についてです♪

2021年11月7日の日経のニュースにこんな想像もできない数字が出ていました。

1京1000兆円(100兆ドル)」!!??

もはや、ただの村人からすると想像もできない数字ですね。

ITの世界では「京」という数字が出てきますが、それでもごく稀です。

上記の数字は、「GFANZ(ジーファンズ、グラスゴー・ファイナンシャル・アライアンス・フォー・ネットゼロの略称)」という金融有志連合が今後30年間で温暖化ガス排出量の実質ゼロを目指し、脱炭素に投資する金額規模です。

我々は、約300円前後〜1000円のお昼ご飯に悩でいるのにどこにこんなお金があるのか???と驚いてしまいますw

今回のニュースについて、私の意見を踏まえて環境についてみなさんと一緒に考えていきたいと思います。

  • GFANZ」とは?
  • 1京強円100兆ドル)の中身は
  • 環境への投資について考える

さっそく、見ていきましょう!!

「GFANZ」とは?

まず、「GFANZ(ジーファンズ)」という略称の正式名称から。

 Glasgow Financial Alliance for Net Zero

日本語で無理やりカタカナにするとこんな感じです。。

 グラスゴー ファイナンシャル アライアンス ネット ゼロ

グラスゴー =スコットランドの都市名です。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』https://ja.wikipedia.org/wiki/グラスゴー

2021年10月31日にイギリスのグラスゴーで開かれたCOP26に先立って2021年4月に設立された組織で、ネットゼロを目指すグローバル金融業界の最前線とも言える場所がグラスゴー です。

またファイナンシャル (金融)アライアンス(協業)などは、日経の記事で「金融機関有志連合」と訳されているのでイメージしやすかと思います。

では、「ネットゼロ」とは、、、?

ネットゼロ=排出を全体としてゼロにする(排出量から吸収量を差し引いた、合計がゼロ)

※出所:資源エネルギー庁(https://www.enecho.meti.go.jp/about/pamphlet/energy2020/003/)

ということだそうです。

以下組織について情報を列挙してみます。

・2021年4月に英イングランド銀行(中央銀行)前総裁のマーク・カーニー氏が提唱して発足

・50年までに投融資先の温暖化ガス排出量の実質ゼロを目指す銀行や保険、資産運用会社など約450社・団体で構成

・日本からは3メガバンクのほか日本生命保険や野村アセットマネジメントなど18社が名を連ねる

・約450社が抱える金融資産の合計は約130兆ドルを超えて世界全体の4割を占める。

・参加機関は今後、①10年間で50%前後の排出量削減/②5年ごとの目標見直し/③計画の進捗とファイナンスによる排出量の年次開示――などに取り組む

ガーファム(GAFAM)に続く新しい流れになるのでしょうか。

1京強円(110兆強ドル)の中身は?

1京を超える膨大な投資金額の中身はどのようなものなのでしょうか。

銀行が占める割合が大きい

アセットオーナー(保険、年金基金、財団等)=10兆ドル

アセットマネージャー(資産運用会社)=約57兆ドル

銀行分野(※金融資産の5割)=63兆ドル

保険=0.5兆ドル

出所:Glasgow Financial Alliance for Net Zero

https://assets.bbhub.io/company/sites/63/2021/11/GFANZ-Progress-Report.pdf

環境の投資について考える

このような取り組みにより、お金が投資先(環境を良くし、儲かる企業や技術)へ流れやすくりこぞって環境に関する起業や技術開発が進むかもしれません。

ただ、大きなお金の枠組みがあるがそれを振り分ける枠組みがあるのかが疑問です。

今後は、技術への投資より投資するための仕組みの方が先に構築する必要があるように思われます。

1.GFANZのような大きな枠組みの構築

2.大きな枠から優秀な技術へお金が流れるような仕組みづくり

3.環境に関する新技術や起業へ投資

4.投資先の収益が上がり投資家が儲かる

5.さらに環境分野の技術、起業に投資

というような流れになるのだと思います。

我々のような凡人としては、以下の戦略が良いのではないでしょうか。

・どの国がその金融の仕組みを構築できるのかを考えてその国の代表的なインデックス連動型投資信託に投資

・環境に関する新技術を多く世に送り出せる国がどこか情報を収集する(日々のニュースや気になる起業を検索)

・資金の流れがうまくいきそうな情報が流れたら上記の起業が多い国の代表的なインデックス連動型投資信託に投資

※上記は、あくまで素人の勝手な考えですが、みなさんの思考の手助けになればと思います。

ポイント

世の中の大きな流れが自分たちの行動にどう連携できるか考えよう!!

1京強円というともはや普通の村人である私たちには関係ないことのようにあ思えるかもしれませんが、大きな金額が動くということは、それがメガトレンドになっているということなのかも知れません。

それであれば、大きな流れに個人が乗って自身を強化するために何ができるか考えることは自分をレベルアップさせることにつながります。

自分にとって不要なニュースも多かと思いますが、どのニュースが自分に関連してくるのか考える訓練として上記のような考えをすることは良いと思います。

いつの日か、勇者を夢見て経験値をため続けましょう!

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